国産カカオ豆で東京ブランドのチョコレートが食べられる?

小笠原諸島父島カカオ豆2004年110_1097

よんな~よんな~!チョコレート大好きなmimozaです。

先日、沖縄に出来たBean to barのチョコレート専門店の事を書いたのですが、
ちょっと気になる沖縄のチョコレート屋さん
もしかして近い将来、国産のカカオ豆で作られたチョコレートの製造、商品化という夢のあるプロジェクトが実現するかもしれないというニュースがありました。

実現すれば東京ブランドのチョコレートとして、世界に発信できるかもしれませんね。

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国産って?国内でカカオ豆は収穫できるものなの?

沖縄のお店は、ガーナ産やコロンビア産などのカカオ豆を店主が吟味して選定し、カカオ豆を輸入して沖縄のサトウキビがらできた島ざらめをこれまた吟味して作っているチョコレート専門店でした。

今年2月に報道があったのは、既に国産カカオ豆の栽培、収穫チョコレート製造までが成功し。2018年には商品化される見通しというところまでこぎつけているというものです。

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カカオ豆の栽培条件

カカオ豆というと、南米、中米、西アフリカや東南アジアなど年間の平均気温が27℃以上の熱帯地域の中でも赤道の南北20度以内のカカオベルトと呼ばれるごく限られた範囲で栽培されている作物です。
それが日本の何処で栽培されているのかというと、

小笠原諸島 母島

国産、しかも東京、小笠原諸島 母島産のカカオ豆を使ったチョコレート!

日本でもカカオの研究栽培は沖縄や温室などでされていて、目にしたことのある方もいらっしゃると思います。
mimozaも、小笠原諸島 父島の植物園でカカオ豆が木にぶら下がっているのを初めて見て、日本でもカカオ豆がなるんだ〜とは思ったものの、これを商品化しようとする人がいたとは驚きです。

2004年当時、小笠原諸島父島で実っていたカカオの実

今回、国産カカオ豆を使ったチョコレートの製造に成功して商品化を目指している平塚製菓の社長さんが東京ブランドの世界一美味しいチョコレートをと思いついた2003年。

一度は植栽したカカオの木が全滅してしまったこともあったそうです。
それでも、その夢に共感した母島地元の農園がカカオの栽培に協力を申し出られたことで、母島での栽培、収穫に成功。
そのカカオ豆を使ってチョコレート製造に必要な発酵、乾燥の研究を重ね、ようやくチョコレート製造までたどりついたのです。

それまで13年もの歳月をかけて、実現まであともう一歩というところまできているなんて、凄いことですね。
諦めない気持ちが、共感者を呼び込み夢の実現に大きく関わっていることを強く感じます。

そんな夢のつまったチョコレート、
東洋のガラパゴスとも呼ばれ、他の陸地とは隔絶された独自の生態系を持つ小笠原諸島、母島の風を受けて育ったカカオから出来たチョコレートは、どんな香りがするのでしょう?

太平洋をを見渡す展望デッキで、波の音を聞きながらぜひ味わってみたいな〜。なんて思います。

小笠原諸島父島2004110_1095

 

 

 

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