安座間港の駐車場は車でいつもいっぱい!のなぜ?
久高島へ渡るフェリーの発着する安座間港。
最終便で久高島へ渡ろうと安座間港を訪れた時、安座間港にはたくさんの車が停まっていました。
レンタカーでここまで来て、港に車を停め久高島へ渡った方がこんなにいるんだ〜
と初めは思ったのですが、よく車のナンバーを見てみると「わ」ナンバー(レンタカー)の車は思ったほど多くないんです。
その理由は久高島に渡ってみてわかりました。
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安座間港がいつもいっぱいなワケ
本島側の港に駐車してある車は久高島の島民のものだったんです。
久高島は、周囲8kmほどの細長い小さな島。
自転車で周っても、3時間もあれば充分に見て周れるほどです。
民家に停まっている車はちらほら見かけましたが島内で車が走っている姿はあまり見かけません。
久高島で見かける旅行者のほとんどは、自転車と徒歩でのんびり島を楽しんでいます。
自分の日常が、常に車が身近にあるのが当たり前の感覚になっているので、車の存在がほとんど感じられないことも別世界に来たような感覚になる一因なのかもしれません。
でも、そこで生活をしている島民は?車は必要ないのか?というと、やはり必要なんですよね。
生活用品を買いに行く。
通勤
本島に住む親戚や友達に会いに行く。
病院へ行く。
市役所の手続きへ行く。
久高島の住民は島内より本島での車の必要性の方がずっと大きいのです。
本島と久高島を結ぶカーフェリーで島から車を船に乗せて運ぶこともできますが、島の方にきくと島内ではほとんど車は使わないので本島側の港に停めている島民が多いとのことでした。
そうですよね。
車を運ぶとなると輸送代もそれなりにかかってきますし、島内にはガソリンスタンドだってありません。
日常で使うには本島側に車があった方が利便良く経済的というわけです。
安座間港駐車場は、フェリーでは体だけ渡って本島内は車で移動するという島民の為の駐車場にもなっていたのでした。
因みに駐車料金は無料です。
旅行者は、安座間港までレンタカーで来て港の駐車場に停めて久高島へ渡ることもできます。
でも港に着くと駐車場がいっぱい!ということがあるのは、そのためだったんですね。
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