東京の離島!「客船さるびあ丸 」船内で1泊ってどんな感じ?~気軽に楽しめる客船の旅〜

大島岡田港

東京と伊豆諸島(今は東京諸島とも言うらしい)を結ぶ大型フェリー「さるびあ丸」。

夜出発して朝、または翌日の午前中に各島へ到着する夜行の船。
船内で1泊するってどんな感じ?
というわけで、伊豆大島へ行ってきました!

船に乗り込むまでのお話はコチラ → 東京から伊豆大島まで8時間!夜行フェリーで時間を有効活用

 

 

スポンサーリンク

 

 

船内客室の種類 設備と居心地

さるびあ丸の座席は、

特等   個室 ベランダ、シャワー付き
特1等   2段ベッド4人個室 (繁忙期は相部屋の可能性あり)
1等    10人位の部屋 フラットなスペースに布団と枕がセッティング、窓あり 繁忙期は相部屋
特2等   簡易2段ベッド 毛布付き
2等   和室 カーベット敷きのフラットスペース 窓なし /  椅子席 イメージは夜行バスのシート (リクライニング可)

の5種類。

東海汽船HP 船室ご案内

 

今回は5人でまとまったスペースが欲しかったのと、行きは船内1泊することもありゴロンと横になれるフラットスペースでリーズナブルな2等和室を選択。

一人当たりのスペースは、1畳分程。テープで仕切られて番号がふられています。

乗船券に記載された番号が自分のスペース。

 

さるびあ丸二等和室

さるびあ丸 2等船室
同行者がいる場合はそんなに気にならないかもしれませんが、女性一人旅で両隣が体格の良い男性だと、ちょっと(結構)厳しいかも。

その場合は料金が数千円(二千円強)アップになるけれど、特2等を選択するのもありです。
簡易2段ベッドでそれぞれカーテンで仕切ることができるので、狭いながらもプライベートスペースが確保できます。
乗船してから席に余裕があれば、追加料金を支払うことで席の変更もできます。
あくまでも「空いていれば」ですので、夏期シーズンは難しいです。
今回(11月の平日)は、船内放送もあったので座席を変更された方も数組いたよう。

船内案内 乗船券切り替え

 

2等椅子席は過去に乗船したときは無かったので様子を見に行ってみました。

さるびあ丸二等椅子関夜行高速バスのリクライニングシートのようですが、広いスペースで圧迫感はありません。

間の手摺りは可動式だったのでお隣がいなければ手摺りをあげてゆったりできます。

さるびあ丸二等椅子席

リクライニングは上記写真の状態が最大限倒した状態で、後ろの人とのスペースもかなり余裕があるので気にせず倒せそうです。

カーテンがあったので外が見えるのかな~?と思ったら、無情にも「締切り」。
荷物置き場にはできるかな。

椅子席も日中なら良いかもと思います。
行きは、船内一泊するので横になれた方が断然体が楽ですので、やっぱり和室がいいですね。
船酔いが心配なら尚更、頭を船室の床につけて寝てしまった方が酔いにくいとも言われます。

 

 

スポンサーリンク
東京の夜景を楽しんでいる間に、船内に備え付けてあるTVでは船内でのマナーや危険行為、迷惑行為の注意喚起のVTRが流れます。

私達がいた2等和室に出港後、酔っ払い大声を出して暴れている方が入って来たので心配だったのですが、その後夜中に1度大声で(カップラーメンのお湯が手にかかって熱かったらしい…苦笑)起こされましたが、延々騒がれなくて良かった〜。

限られた空間を共有するので、お互いに気持ちよく過ごしたいものですね。特に夜発のフェリーは直ぐ寝られる方もいるので、配慮が必要ですよね。

東海汽船の方もその辺の配慮はしていて、午前0:00を過ぎたら船内レストランが開放されるので飲み足りない?方、お喋りしたい方はレストランのスペースで過ごすのがベストかな。

 

レトロな案内が、船旅旅情をアップ! 雰囲気出ます〜〜

さるびあ丸レストランさるびあ丸レストラン

 

写真は営業中ですが、午前0:00以降はレストランの営業は終了しているので、飲食物の持ち込みもOKです。

 

船内の施設いろいろ

船内には売店はなく、そのかわり自動販売機の種類が充実してます。

飲み物、酒類 種類は限られるけれど、コンビニの価格とそう変わらない。良心的。

さるびあ丸船内自販機

 

 

カップラーメン 熱湯だけ使いたい場合も給湯できるので持ち込んだティーパックやコーヒーなども飲めますね。
別に給湯器もあるのですが、何だか使い方が今ひとつわからなかった。

さるびあ丸カップラーメン自販機

 

軽食、お菓子、おツマミ類

さるびあ丸軽食お菓子自販機

他にもアイス、東海汽船グッズや充電器、洗面セットやタオルなど、結構色々な物置いてます。

日中の旅だったら、あれこれ購入しそう!

酒類の自動販売機は、免許証で年齢確認のシステムがあったり(免許持ってない人は購入出来ない?!)

 

さるびあ丸年齢確認システム
ちょっとツボだったのがコレ!

さるびあ丸自販機なおすかう分かり易いんだか、分かりにくいんだか。。?!
ちょっと考えて「たしかに。。。」としか言えない配慮が微妙で笑えました。
きっと子供向けの表示なんでしょうね。笑

 

 

 

スポンサーリンク
消灯時間23:30が過ぎると、船室内は結構薄暗くなります。
こんな感じ。

2等船室内消灯後
でも公共スペースはかなり明るいので、船室と公共スペースを仕切る扉のない2等和室の階段付近は、その照明の光が目に入ってきます。

さるびあ丸二等和室
暗くないと眠れない方はアイマスク必須じゃないかな。

また船内はエアコンが効いているせいなのか乾燥します。

 

 

航海中の時間調整?エンジン音と振動 Eデッキ2等和室

2等和室は船室でも下の階層のEデッキ。
船のエンジン音と振動が絶えずしています。
でも、一時的にその音と振動が静まる時間があります。

時間調整の為、沖で停まっているようなのですが、mimozaの場合何回乗ってもこの急に静まる時間に起きてしまうんです。

今回も。
時刻は午前3時40分

目覚めたついでに現在位置を確認しにCデッキラウンジに行くと、

dscn0373さるびあ丸航海
あら?意外と大島の近くまで来ていました~。

このモニターいつも文字が二重なんです。2代目おがさわら丸でもそうだったなぁ〜。

何だか懐かしかったりして。笑

 

またエンジン音が大きくなったのは、午前4:25頃。

そして

♪~我は海の子白波の〜〜♪

のメロディーが流れ、船内照明が点灯。

大島で下船する方は準備をするようアナウンスされたのが午前5:30位だったかな。

 

 

午前6:00 予定通り伊豆大島 岡田港に着岸!

伊豆大島には、客船が着岸する港が元町港・岡田港と二つあります。
さるびあ丸が到着するのは岡田港がメインになっているようですが、海況が良い時は元町港に着岸するそうです。(前日は元町港だったそう。)

今回、航海中はほとんど揺れず快適でしたが、到着港は岡田港でした。
どういう基準なんだろう?

さるびあ丸岡田港

さるびあ丸を下船して振り返ると、日の出直前で薄暗い空に船の照明が映えて白亜のさるびあ丸という感じ!

綺麗でした。

大島岡田港

桟橋を歩いて行くと、とっても大きなブイ?

さるびあ丸岡田港 dscn0409
下船して桟橋を歩いている間に、空が明るくなっていきます。

今日の日の出時刻は、午前6:02。

空はあいにく島全体を雲が覆っていて日の出は望めそうではないのですが、たち込める霧が三原山のパワーを感じさせるような、そんな不思議な空気を漂わせていました。
更に続きます。→   東京の離島、伊豆大島を満喫!三原山行き当たりばったりの1日ドライブ

 

 


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

まとめ記事

ページ上部へ戻る