御蔵島でイルカと泳ぐのを楽しむためには?島独自のルールに触れてみる

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世界でも稀な御蔵島でのドルフィンスイムは、
島周辺海域に棲み、子を産み育てているイルカたちと人とが触れ合える
貴重で他にはない環境ですね。

ここを訪れると、この環境を守るための御蔵島の人々の心意気が伝わってきます。
イルカだけではなく、そんな御蔵島に魅せられて、
何度も足を運びリピーターになる人も数多くいます。

この稀有な環境を守るために、これから先もずっとイルカたちとの触れ合いを楽しめるように
訪れる側も謙虚な気持ちでいたいものです。

島の人々の自主的に敷いたルールを事前に学んで、意識をもって訪れましょう。

 

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イルカは何処にいるの?

ドルフィンスイムで人と遊んでくれるイルカたちは、ミナミハンドウイルカという種類で
御蔵島周辺に一年を通して100頭以上いると言われています。
個体識別されていないのも含めると180頭以上とも。

イルカたちには、「マエカケ」や「シャクレ」などそれぞれ名前までついていて
なんと家系図まであるそうです。

イルカたちはこの御蔵島で毎年子供を産み、育てていますので、
子育てのシーズンは、親子のイルカたちを見ることもできます。
それどころか、好奇心旺盛な子イルカはドルフィンスイムをしている人に近寄ってきて
一緒に遊んでくれることもあります。

イルカとアイコンタクトができて一緒にクルクル泳ぐことができると、
心が通じたようで感激しますよ。

イルカの海へお邪魔します〜

野生のイルカと遊ぶのは、あくまでもイルカ主導で
追いかけ回したり、大きな音を意図的たてたりして驚かさないなど、
御蔵島のイルカたちを守るべく自主ルールを設定しています。

因みに御蔵島でスキューバダイビングは禁止です。
スキンダイビングでのみ、イルカと泳ぐことができるのです。

 

ドルフィンスイムのルール

・船から100メートル以上離れて泳がない
・イルカに触らない、。触ろうとしない(手を出さない)。
・無理に追いかけない(特に子連れのイルカなど)
・船からは静かに入水する
・イルカの食事や交尾、出産などの自然な行動を妨げない。
・水中カメラで撮影するときはフラッシュ禁止。
・人工音をむやみに発しない(ホイッスル、ダイビングコンピューターなど)。
・小さい子供を連れた群れにはこちらから接近しない。
・水中で寄って来ないイルカのグループには再度エントリーしない。
・イルカに餌を与えない。
・スキューバダイビングでイルカに接近しない。

 

島から出ている船同士のルールもあります。
船上では必ず船長の指示に従うようにしましょうね。

人がこの島に住むよりずっと前から、
イルカたちはこの島に住み着いていたのですから
そこへ、私たちが「お邪魔します」という気持ちを忘れずに
ドルフィンスイムに参加しましょう!

 

 

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