沖縄のソウルフードゆし豆腐。昔ながらの製法を守る離島の豆腐屋さん
沖縄のソウルフード「ゆし豆腐」
出来立てあちこーこーのゆし豆腐は、そのやさしい香りと味にハマる人も多いのではないでしょうか。
mimozaもその一人。
沖縄に行くことが決まると、その島の豆腐屋さんを何気なく探していたりします。
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ゆし豆腐は持ち帰れる?
島ごと、村ごとにその土地で作る豆腐屋さんがあるので、朝一番に出来上がったばかりの豆腐をいただいてみたいと離島に行くたびに思うのですが、お店がお休みだったり旅の予定や時間と合わなかったりとなかなかそのチャンスに巡り会えないものです。
スーパーや商店でまだ温かいゆし豆腐を見つけるとつい購入したくなるのものの、ゆし豆腐の賞味期限はその日限り。
温かいまま購入するので、すぐ持ち帰って食べられない時は購入するのをためらいます。
と言いつつmimozaはダメ元で、帰りの飛行機の出発時間に合わせて那覇のスーパーでゆし豆腐を購入して持ち帰ったことがあります。
スーパーに置いてある出来たて島豆腐は袋の口が開いているのですが、現地で暮らしている友人に教えてもらった密封されているゆし豆腐を見つけて持ち帰りました。
機内では気圧差で破裂しないかちょっぴりドキドキものでしたが、空気を抜いた状態で密封されていたので大丈夫でした。
消費期限が当日の日持ちのしないゆし豆腐。持ち帰るリスク(腐ってしまう)を承知の上でのチャレンジでしたが、
春先だったのも幸いしたのかもしれません。
(mimozaが大丈夫だったからといって持ち帰れることを証明するものではないので、持ち帰る方は自己責任でお願いしますね。)
持ち帰ったゆし豆腐は、早速その日の夕飯に温めて美味しくいただくことができました。
でも1度冷えて固まりかけているので、やっぱり出来たてのあの「ふわ〜っ」とした大豆の香りと食感は海の向こう・・・・。
やっぱり、ゆし豆腐は現地で食べるのに勝るものはないですね。
でもでもやっぱり家でも食べた〜いっ!
と思った方へ
お家で出来たてあちこーこーの「ゆし豆腐」を作ってみませんか?
出来たてあちこーこーの「ゆし豆腐」のレシピ
最近は地元のスーパーでも、沖縄の塩をよく見かけるようになりました。
お土産でいただいたりした、海水に近い成分の残っている塩が手に入ったら手作り「ゆしどうふ」を是非作ってみて下さい。
海水に近いにがり成分や各種ミネラル類の残された塩というと、手に入りやすいのは宮古島の「雪塩」と本島の「ぬちまーす」。
<材料>
沖縄の自然塩 小さじ1
雪塩(宮古島)・ぬちまーす(本島)など
水 10cc
無調整豆乳 150cc (できるだけ大豆固形分が高い10%以上のものが良いです。)
アルミかステンレス製のカップ または、小さなボウル
鍋 (湯煎用)
アルミホイル
<作り方>
1. 鍋に湯煎用の水を入れて火にかける。
2. 自然塩小さじ1杯を、10ccの水でしっかり溶かす。
3. ボウルに150ccの豆乳をいれ、2.の塩水を入れて混ぜる。
4. ボウルにアルミホイルで蓋をして10分程湯煎にかける。湯煎のお湯が沸騰したら火を弱める。
固まっていたら出来上がり!
mimozaは、大豆固形分10%の豆乳と雪塩で作ってみました。
少し固まり具合がゆるかったですが、大豆の香りがしっかりした優しいお味でそのまま何もトッピングせず美味しくいただけました。(アーサーがあったのに入れ忘れました~。)
塩分はちょうど良かったので、これ以上塩水は入れずにもう少し固められたら沖縄で食べたゆし豆腐に近づきそうです。
こだわるのなら、大豆を自分で絞って豆乳をつくる所からすると面白いかも。
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昔ながらの製法の豆腐店
沖縄の島豆腐は、このゆし豆腐を固めたものです。
昔は海水そのもので豆乳を固めて豆腐を作っている豆腐店も沢山あったそうですが、今でもこの製法を守って作られている豆腐店を探してみました。
宮古島 「石嶺とうふ店」
久米島 「比屋定豆腐店」
宮城島 「森屋豆腐店」
阿嘉島 「仲村竹子豆腐店」
渡名喜島 「島とうふ店」
離島の豆腐店は、島で消費される分だけの豆腐を作っている昔ながらの小規模なお店ですので、訪れる際には事前にお店に問い合わせるか、地元の方にきいて確認した方が良さそうです。
沖縄のスーパーや道の駅 、商店では、数種類の豆腐店の豆腐が置いてあります。
お店によって置いてある豆腐店も違ったりするので、食べ比べてお気に入りの島豆腐を探すのも楽しいですね。
日本で唯一、沖縄のスーパーで出来たてあちこ~こ~のゆし豆腐を購入して食べよう!
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