離島旅をするようになったきっかけ

小笠原島父IMG_1018

私が離島にふらりと出かけるようになったきっかけは、今思い返すと、友人と行った小笠原旅行だったように思います。

 

東京の竹芝桟橋から6日に一便、片道25時間半の船旅でしか訪れることのできない東京都小笠原村

25時間半の船旅を終えて小笠原村 父島二見港へ到着

約1時間程の乗り換え時間を経て、ははじま丸にて2時間

ようやく下り立った母島は、とても素朴で自然豊かな静かな島でした。

 

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丸一日以上船に揺られてやっとたどりついた私達にもたらされた衝撃の一言

丸一日以上の船旅でやっと辿りついた母島への期待でいっぱいだったのですが

その日の夕飯時に、オーナーより

「予定通り東京へ戻るには、明日の朝便の船で母島にわたり、2日後のおがさわら丸に乗船しないと暫らく船は来なくなる」

との衝撃の一言でした。

ちょうど、大型の台風が発生して小笠原方面へ向かってくる為の措置とのこと。

 

悩みました。
友人たちは偶然にも、休職中。
私自身は当初予定していた日程に多少余裕はあったものの、明日の便を逃すと予定どおりには仕事はできない。どうしよう・・・。
台風では、島に残っても何もできないかも?
友人たちは残りたいだろうと思うし、私一人だけ帰ろうと言おうか?・・・。

 

で、頭ではいろいろ考えましたが、
結論は、「島に残る!」  でした。笑

 

「27時間半かけて来たばかりでとんぼ返り~?」というのもありましたが、何より気持ちの方が、島に残ることを選択していました。

 

その後の島の台風へ向けての島民の準備、養生、過ごし方など実際の生活を身近に感じ、お手伝いしたり話を聞いたり、偶然居合わせてやはり島に残ることを選択した同宿の方々との情報交換や交流したり。

 

その全てが新鮮で魅力的で、私の中に強く印象に残った出来事でした。

 

それまでも、ダイビングが目的で沖縄や伊豆七島などに行ったりもしていましたが、この小笠原の旅がきっかけで、島そのものの魅力、島旅の愉しみに目覚めたように思います。

今では、ダイビングは島旅の一部アクティビティーとして楽しむ程度でどちらかというと、島旅メインになっています。

 

島へ行って何をするということではなく、ただのんびりと自分の時間を過ごす。

そんな旅の仕方もいいな~~~と。

 

デジタルな日常から離れて、アナログな時間を感じゆっくりと深呼吸するように暮らす(旅する)

そんな自分のスイッチを押してくれる島旅の魅力を紹介できればと思っています。

 

 

 

 

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