八重山の島を孔雀が歩き回る謎 黒島編

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自然豊かな離島ですが、
島内を周っていると、

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ヤギ

 

 

 

 
そして、西表島で、特に黒島で目立ってよく遭遇した方が、

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孔雀 (インド孔雀)

 

 

 

 

 

動物園などでしか見たことのないクジャクが
我が物顔で道路を横切ったり、庭を自由に出入りしているのです。

 

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野ヤギ、野クジャク?黒島で白いクジャクを探せ!

黒島を訪れたのは、 2007年

本当に道を歩けば、牛かヤギかクジャクかというくらいよく出会いました。

もちろんクジャクは、出会うと一定の距離を保ってこちらを何気なく警戒して
それ以上近づくとササーッと足早に物陰に隠れてしまいます。

 

 

黒島より前に訪れた西表島でも、時々見かけてはいましたが、
黒島はそれこそ至るところといっても良いくらいの数がいました。

道の向こうから二羽、こちらの様子をうかがっているようです。

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宿の前の道を少し歩いたところ。先程とは違う個体です。

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こちらは一羽でいました。ちょっとだけ近づけました。

 

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よーく見ると、牛やカラスに混じって中央に三羽。

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前日の夜に

黒島にいるたくさんの孔雀の中に、真っ白い孔雀二羽いるという話題になり
一羽は、島の人が捕獲して飼っているとのことで、見つけたのがこちら。

 

 

 

 

 

 

 

あと一羽、

同じ宿に宿泊している旅人たちの間でも目撃情報があり、
じゃあ、明日はみんなでその白い孔雀をさがそう!ということになりました。

翌日、思い思いに島内に散らばって、
観光をしながら、白い孔雀探しです。
見つけたら証拠写真を撮ってくるルールです。

旅先で出会った同宿の人同士でちょっとした共通の目的ができて、
その日の夜は、その話も含めてかなり盛り上がりました。

結局、白い孔雀を写真におさめられたのは一人だけ。
mimozaも出会えませんでした。残念!

 

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孔雀が八重山の島を闊歩しているわけ

このクジャクたち、元々は小浜島のとある施設が観賞用として飼っていたものだそうですが

台風で檻が壊れて逃げ出したクジャクが、
八重山の各地で繁殖し増えてしまったのだそうです。

あまりにも繁殖力が強く、
野菜や牛たちのご飯をつついたり、

貴重な八重山のトカゲなどの小動物を食べてしまうため
生態系への影響が深刻なんだそう。

 

離島を旅していると、どこの島でも故意か偶然に関わらず、
このように人によって持ち込まれてしまった動植物、昆虫の影響を見聞きします。

 

孔雀にとっては、天敵もほとんどいない天国のような環境。
そこで増えすぎて影響が大きくなると、やはり駆除という話になります。
孔雀にとっては、本当に大迷惑な話です。

とはいっても、観光客が多く訪れる沖縄の島ではなかなか有効な手段がなく
頭を悩ませている問題になっています。

 

でも一番自然に与える影響が大きいのは、私たち「人間」なんですよね。。

まったく影響を与えずにというのは無理だと思うのですが、
できるだけ自然に寄り添いながら、自然の一部として存在できればいいのになと
mimozaは思うのです。

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