沖縄離島からの思わぬお客様、サソリ騒動記 陸上の生物編

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石垣島、竹富島、波照間島、黒島と離島旅を終えて、
気分よく旅の荷物を片付けていたときのことなのですが、

メッシュバックの中に見慣れない、
でも一瞬で危険と感じる生物に出会ってしまいましたー!

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その出会ってしまった生物とは・・

 

上の写真、わかりますか。。。。?

 

・・・・・そう、サソリさんです。

 

ホント、もうビックリです。パニックです。ひえ~~~~っ!でした。

メッシュバックの中にいたのは、
3~4cm位と小さいけれどあの独特のフォルム、振りあげたシッポの先の鋭い毒針!!!

初めて見ました。
日本にもいるんですね。。。

。。。。。と感心している場合ではないですよ~~泣

 

 

サソリがなぜここに。。。?どうすればいいの?

 

沖縄からはるばる荷物に紛れて、飛行機で運ばれてきてしまったサソリ。
思い当たるのが、黒島でダイビング器材を民宿のテラスで干していたときでしょうか。
たぶん、その時に紛れ込んだようでした。
「サソリ」って毒あるよね。。。?毒針や鋏、危ないの?
刺されたらどうなっちゃうの?

というか、「どうしたらいいの~~~?」という状態で、

あわてて、取り合えずサソリの出身地(混入地?)である民宿に電話をしてしまいました。

 

電話口に出た民宿のオーナーいわく、

「毒はあるみたいだけれど強くないから大丈夫だよー。踏んじゃって平気!笑」

いやいや、踏んじゃうなんて無理、ぜったい無理です~~~泣
と心の中で叫びながら、電話を置いたのですが。。。。。

mimozaは、田舎に住んでいて虫は比較的平気な方だと思いますが、
突然の初遭遇や大群は、恐れおののきます。
ましてや、危険生物とインプットされている「サソリ」です。
触るなんてとてもできません。

しかも、まだ生きているのです。

 

幸いにもメッシュバックの中だったので、
とりあえず触らないよう気をつけながら中の器材を取り出して
「サソリ」さんだけにしてファスナーを閉めました。

これで、外に逃げ出すことはできないでしょう。

 

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なんとか捕獲!さて、どうしたものか。。。。。

 

サソリなので、このまま外に置けば死んでしまうと思うので、
プラスチックのケースで何とかサソリさん(くん?)を捕まえてから
土と枯葉を入れて蓋をしました。
空気穴も開けてみました。

寒いからか、あまり動かないでいてくれたので捕まえられましたが、
シッポを振り上げられると、やっぱりビビリます。

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このサソリについて調べてみたところ、

日本には、「ヤエヤマサソリ」と「マダラサソリ」の二種類のサソリが生息していて
今回紛れ込んできたのは、「マダラサソリ」のようでした。

日本のサソリ

以下の2種が知られる。いずれも広域分布種である。

ヤエヤマサソリ Liocheles australasiae (Fabricius, 1775)
3 cm強の小型のサソリ。東南アジア、オセアニア、オーストラリアなどに広く分布。日本では沖縄県八重山諸島に分布。枯れ木の皮の下などに住み、シロアリなどを食べる。雄がほとんど存在せず、単為生殖で殖えるとされている。無毒とされる程毒性は弱い。英名はDwarf Wood Scorpion。
マダラサソリ Isometrus maculatus
6 cm位の中型のサソリ。人家の壁等に住み、毒はそれほど強くはなく、ミツバチ程度とされる。世界の熱帯地域に広く分布し、人為的に分布を広げたと思われる。日本では、沖縄の八重山諸島、宮古諸島、および小笠原諸島に分布し、時折、ホームセンターでの資材の中や、港の倉庫や、積み卸し荷の中で見つかり、パニックになる時もある。英名はLesser Brown Scorpion。

  引用 : ウィキペディア 「サソリ」

 

荷物に紛れ込んで運ばれてしまうことは、結構あるようですね。

「 パニックになる時もある 」← このときのmimozaの状態です~~泣笑

とはいっても、このまま置いておくわけにもいかず、
かといって、はるばる飛行機に乗って連れてこられた「サソリ」の方が

本当は大迷惑な話ですよね。

 

事の顛末

元の場所に戻すのは難しいけれど、何とかできないかな・・・

と思って、調べていくと、
こちらのサソリ、一部の方には隠れた人気があって飼育もされているようです。
。。。ということは、引き取ってくれる人がいるかもしれない!と思いつき
熱帯魚を飼育している弟にきいてみると、

熱帯魚を扱っているショップでに訊いてくれて、そのショップで引き取りを快諾していただけました。

( やったーーー! 良かった~~! 助かったー! )

聞く所によると、やはり手に入れる事が簡単ではない種類で
一部マニアの方には人気があるので、喜んで引き取ってくれる人がいると思う

とのことでした。

そして、二晩ほど我が家に滞在したサソリさんは、
無事に引き取られていきました。

どなたか良い人に引き取られているといいな~~

なんて今は思います。
遭遇したときは、大パニックでしたが色々調べていくと
毒も弱いし、そもそも人を刺すことはほとんどないとのことで、
かえって、サソリに申し訳ない気持ちです。

 

因みにサソリに良く似た「サソリモドキ」というのも沖縄にはいるそうです。

今回の「マダラサソリ」は、民家にも住み着いているそうですが、
木の皮の裏や、壁の隙間などの物陰に隠れてあまり姿を見せない為、
島の人もあまり見かけることがないそうです。

 

今度からは屋外に置いた荷物のチェックは、生物も含めて気をつけようと思う出来事でした。

皆さんも離島に旅をしたときは、島の生物が紛れ込んでいないか
帰りの荷物をチェックしたほうが良いかもしれませんよ~~~。

 

 

 

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