猫の多い沖縄の島での出会いと心残り
沖縄の古い民家の立ち並ぶ一角
琉球赤瓦の屋根には表情豊かなシーサー
腰高の低い石塀
赤や黄色のブーゲンビリアやアラマンダが咲き乱れる生垣
真っ青な空に映える白い珊瑚のカケラと砂の細い路地
そこに溶け込むように馴染んでいる島の猫たち
沖縄の写真集を覗くと
こんな写真が1枚はみつかるのではないでしょうか?
離島を訪れると必ず猫に出会います。
思い思いに時間を過ごしていて
ゆったりとした表情で寝そべっている姿を見ると
穏やかな時間の流れを感じさせてくれますね。
陽射しの強い沖縄の原風景は、
一瞬、時が止まったかのような強烈なインパクトがあり
心に緊張が走ることがあるような気がします。
そこに、猫がいる。
というだけで、命が息づいているのを感じ
止まった「時」が動きだすような感覚にホッと心が和みます。
時には、どうしてこんなところに?
というような場所にも、猫がポツンといたりします。
竹富島のあまり人が来ないビーチに続く林道で、
1匹の猫に出会ったことがあります。
星砂のカイジ浜は猫のいるビーチとしても有名で
たくさんの猫たちがいますが、
ここにはこの子だけ。
どうして1人でいるのかな?
話しかけながら、そばに行っても
逃げようともせずただ、そこに居ます。
何だか
気になりながらもビーチを散策して戻ると
先ほどの場所にあの子がいます。
夕暮れ時、
誰か(猫?)を待っているような、
ちょっと淋しそうな表情にも見えて、
一緒に連れて帰りたい衝動にかられるものの
それは私のエゴだよね。と思い直し、
またね!
と言って、ちょっぴり心を残しつつその場を後にしました。
そんな出会いがよくあります。
またね!
と再会出来たらいいな~といつも思うのですが。。。
我が家にも猫がいます。
ブログなどで、沖縄の猫の写真を見つけると、
旅先で出会った猫たち、元気かな~?元気でいて欲しいな。
という願いとともに、
無意識に出会った猫たちを探してしまうのでした。
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