真夏のスイートピー?花も実も根も楽しめるシカクマメの収穫時期(関東の場合)
梅雨明け後勢いをつけたシカクマメが、あちらこちらにツルを伸ばして大変です!
しばらく放任状態だったシカクマメに、待望の鞘がつき始めました。
花は8月に入ってから咲き始めてはいたのですが、この暑さのせいか実らずポトンと落ちてしまうものばかり。
風にも弱いらしく、菜園に着くとたくさんの薄青色が足元に広がっているのを見てため息ものです。
これは毎年の事なので、8月の暑い最中は諦めて真夏のスイートピーとして楽しんでいます。
シカクマメ・カーテンとして、花を楽しめるのでお庭に植えておくのはおすすめですね。
ゴーヤーより葉が厚く色も濃い目ですので、うまく全体に這わせることができれば日陰はシッカリつくってくれます。
スポンサーリンク
そのシカクマメの花がこちら。↓
スイートピーは1本の花茎に数個(6~7個位)の花が時間をかけて咲きそろい華やかに見映えしますが、シカクマメは花の数こそ同じくらいですが花自体が1日で終わってしまうので、1本の花茎にひとつの花が咲いているように見えます。
ツルは棚のてっぺんまで登りつめると、行き場を失ってお互いに絡みつようになり縄のようになってしまうこともあります。
とても丈夫でしなやかなので、その棚から空中にツルを伸ばし絡みつけるところがあればどこでも巻きついていってしまうので、放っておくと、ツルで菜園の道を通せんぼです。
幾重にもツルが重なり自分の重みで垂れ下がってしまうこともあります。
そうして繁ったツルと葉、株全体に花が咲き、その花が終わると、結実していればギザギザのついた小さなシカクマメが姿を現します。
ここまでくるとその後は落ちてしまうこともほとんどないように思います。
結実してから鞘が大きくなるのは速く、採り遅れると硬くなってしまいます。
見逃さないないようにと思っても、葉もサヤもほぼ同じ色で気がついたら硬ーく重くなったサヤが見つかることもよくあります。
また、サヤがつき始めるとドンドン収穫できるので食べるのが追いつかずお裾分け先を探すのも結構大変だったりします。
関東などではまだあまり馴染みのない野菜なので、食べ方、調理の仕方もお伝えするのですが、私は天ぷら一押し!
薄く衣をつけて揚げ塩をチョンとつけて食べる!!
これがシカクマメの一番美味しい食べ方だと主張したいです。
真夏に日陰をつくり花を楽しんで、その花はサラダでも、ツル先も炒めたりして、そして根っこも芋状になるので蒸かして食べられるとのことで、全てが食べられるシカクマメ。
沖縄の鳴き声以外は食べられると言われる豚と同じくらい無駄のない作物ですね。
今年の我が家の菜園では、まとまった数を収穫できる時期が遅れていますが、これからの収穫時期がとても楽しみなシカクマメです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。