伊豆大島と沖縄がつながっていた?!島に伝わるおもしろ歴史伝説!!

伊豆大島では三原山温泉が有名ですが、いくつかの源泉をくみ上げた温泉の中の一つに「為朝之湯」があります。

こちらの温泉は、源為朝(みなもと の ためとも)ゆかりの湯として資料館も兼ねたホテルを併設しています。

ホテル 赤門

この源為朝について調べていて、沖縄とつながる面白い記述を見つけました。

 

源為朝

源為朝は平安時代末期の武将で弓の名手として知られています。
破天荒で傍若無人な性格から各地で伝説が残っています。

保元の乱で天皇方から追われた為朝は、逃亡中、病に罹っているところを捕らえられ伊豆大島に流刑となったといいます。
その弓の技を使えぬよう肘を外されたにも拘わらず、回復し再び暴れ始め伊豆諸島を制圧するようになります。

朝廷軍に攻め込まれた為朝は、抵抗できぬと自害したとされています。

ところが、自害したとされる為朝が生きていて琉球流れ着き、その地の豪族の娘との間にもうけた息子「舜天」が琉球王国を築き王となったという伝説があるというのです。

為朝が「運を天に任せて」辿り着いた琉球の港が現在の運天港で、琉球王国の祖と言われる第一尚志は伊是名島が生誕の地とされています。
現在、沖縄本島今帰仁村の運天港からは、伊是名島、伊平屋島へのフェリーが就航しています。

この伝説が本当かどうかは定かではないそうですが、1500kmも離れた伊豆大島と沖縄が繋がったとは何とも不思議な巡り合わせな話だなぁ〜、と思いました。

伊豆大島から沖縄へは、黒潮を考えると潮が逆ですが、その反流の小笠原海流に乗って流れついた
というわけなんだそう。

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