世界一?!小笠原で購入した火をふく食材。痛いほど辛いって本当?

島とうがらしサイズ変更photo401

沖縄の唐辛子といえば、小指の先ほどの「島とうがらし」
食堂のテーブルに必ずと言って良いほど置いてあるコーレーグースは、島とうがらしを泡盛につけた辛味調味料ですね。

スーパーなどでよく見かける「鷹の爪」の半分以下の小ささなのに、めちゃくちゃ辛いっ!
沖縄そばに垂らす時には、慎重にやらないと涙目になる程辛くなるので要注意です。

ところが、そんな沖縄島とうがらしを、いや世界一辛いと言われているハバネロを上回るものがあるんです。

 

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硫黄島島とうがらし (イオウトウシマトウガラシ)

その唐辛子とは、映画「硫黄島からの手紙」の舞台、太平洋戦争末期に激戦の地となった硫黄島に自生している「島とうがらし」です。

大きさは爪の先ほど。
袋から出す時に、しっかり見てないと落としたら探すのが大変なくらい。

鷹の爪、沖縄島とうがらし、硫黄島島とうがらし を並べてみました。

鷹の爪、沖縄島唐辛子、硫黄島島とうがらしIMG_5819
こ〜んなにちっちゃいのに、それはそれは凄まじいほどの辛さ。
生の硫黄島島とうがらしを摘んだりしてさわった指で、皮膚の薄いところを触ったらもう大惨事です。

辛いじゃなくて痛いです。。。。。。。!
この硫黄島島とうがらし、小笠原諸島の特産品として今では父島でも栽培されています。
種類としては、沖縄の島とうがらしと同じキダチトウガラシの一種。

でも島の人に言わせると、硫黄島から採ってきた種を父島で蒔いて育てた物は、硫黄島に自生している島とうがらしの壮絶な辛さにはならないのだそうです。
富士火山帯上ある硫黄島と、太平洋プレートの下にフィリピン海プレートに沈みこんで起こった火山活動によってできた小笠原諸島では地質が違うというのもあるのかしら?
硫黄島は自衛隊や気象庁関係の方たちが駐留していて一般の人は上陸できない島なのですが、毎年6月慰霊祭で元硫黄島住民が島を訪れた際に、自生している硫黄島島とうがらしを採ってくるのだそうです。

その内、島内でも栽培されるようになったのですね。

手元にある硫黄島島とうがらしは、パッケージには「小笠原唐辛子」と書いてあったのですが、購入した父島の商店の方は、「これは硫黄島島とうがらしだから使う時は一粒から調節しないと辛いよ〜」と話されていたのを思い出します。

多分、硫黄島島とうがらしを父島で栽培したものなんだと思いますが、それでもメチャクチャ辛いです。

これでペペロンチーノを作った時は、2粒入れただけで火を噴くドラゴン状態でした〜

なのに硫黄島に自生しているものは、もっと辛いということ?!(◎_◎;)

小笠原の民家の庭先をよくみると硫黄島島とうがらしが植えてあったりしますが、これだけ辛ければ家庭内消費分なら一本で充分生りそうです。

しかも、小笠原では多年草として通年枯れることなく採り続けられるので、とうがらしの木といってもいいほど株が大きくなるのだとか。

この辛さを体験したい方は、小笠原のお土産として砕いて「一味唐辛子」や「ラー油」、「島唐辛子みそ」などに加工したものなどが購入できます。

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また、東京の竹芝桟橋でも一部購入できるそうですよ。
 

 

 

 

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