四角豆の栽培方法 その1 苗づくり(種まきから発芽まで)

小笠原や沖縄の野菜シカクマメ。
旅行に行った際にお土産で購入するか、お取り寄せするしか手に入れる方法がなく、それなら育てちゃおう!というわけで、毎年菜園の一角に作っています。
最近はグリーン・カーテン用として、ホームセンターなどでシカクマメの苗を見かけるようになりましたが、mimozaは今年もタネからチャレンジです。
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種を蒔いてみよう
シカクマメは南国のお野菜。
夏野菜のトマト、キュウリ、茄子など菜園が賑やかな時期に生育します。
元々は短日植物で、日が短くならないと花芽が出来にくい性質を持っているので関東では花が咲いてから実がついて収穫できるまでに寒さがやってきてしまうので、栽培が難しかったそうです。
現在は品種改良されていて、その短日植物の性質を弱めてあるそうで関東でも栽培できるようになったのだとか。
シカクマメの種
ちょうど大豆くらいの大きさで蒔きやすいです。
アサガオの種まきと同じ要領、人差し指の第一関節くらいまでの深さに種を蒔きます。
mimozaの経験では、発芽はすごく良い時と悪い時がありました。
すぐ発芽する時もあれば、もうダメかな?と思うほど時間が経ってからヒョコッと芽がでる時があって不安定なので、ポットに2、3粒蒔きにした方が管理しやすいと思います。
発芽するまでの期間にバラつきがある(発芽が揃わない)のもシカクマメの特徴のようです。
また、種が大きいだけに腐りやすい。
早く蒔きすぎたり、土に水分が多すぎると白っぽいカビのようなものが種の周りについて、その内柔らかくなって腐ってしまいます。
充分、地温が上がってから蒔くか保温して蒔き、風通しの良い所に置いておく方がよいです。
シカクマメの発芽
5月9日 種蒔き 第一弾!ポリポットが小さかったので一粒蒔きにしました。
もう少し気温が安定して上がると良いのですが、果たして?!
5月16日 シカクマメ発芽 やった~!何とか発芽できたよう。
でも、ウンともスンともいわない種も。。。
若緑色の芽がヒョコっと出てきました。光に透けてきれいな色ですね。
初めは小さい芽から双葉らしき葉が二枚、だんだんと大きく広がっていきます。
お隣の双葉はきゅうりの芽。
発芽したのはこの3芽だけ。
今回も半分位の種が白っぽくなり柔らかくなってしまったので、もう一度撒き直してみました。
このように毎回必ずカビたようになってしまう種があるのですが、こんなことがあるので、一度に蒔いてしまわず数回に分けて蒔くようすると良いですね。
なので、種蒔き第一弾なのです。笑
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発芽直後は要注意!
芽が出たら、新芽を食べてしまうナメクジやダンゴムシ、ゾウリムシに要注意。
一晩で「芽は何処に??」って悲しいことになってしまいます。
そうなると蒔き直さなければならないですが、稀に芽を食べられてしまったはずの種から新しい芽が出てくる事もあります。
これには驚きましたが、運良く成長点が残っていたのでしょう。
そこからまた芽を伸ばしてくるシカクマメ。植物の逞しさ、強さを感じます。
今回は8粒蒔いて3つ芽が出ました。少ない~~!
後から出てくるものもあるかもしれませんが、残りの種も蒔いておいたほうが良さそうです。
昨年実った種も蒔いてみようかと思っています。
シカクマメが実る時期はここ関東では8月中旬以降なので、最初の方の実のいくつかはタネ用に収穫せずに茶色くなるまで置いておくのですが、翌年も発芽できるほど充実した種ができない場合もありますので、購入したものと両方蒔くと安心ですね。
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