竹馬で海を渡って通学するって本当?久米島ー奥武島

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久米島には橋でつながっている島があります。

奥武島へつながる橋から見る海の色は浅瀬と
航路のため深くなっているところのコントラストと
淡いブルーのグラデーション広がっていて
その変化がとても多様で美しく、
思わず息を止めて見とれてしまいます。

 

 

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竹馬と海の関係

この橋からを渡った所にある
ブーゲンビレアの大きな木のテラスが印象的な民宿あみもと

こちらのオーナーに何やら交渉をしている方がいました。

先ほど渡った久米島と奥武島の間を竹馬で渡りたい。

えっ?と耳を疑ったのですが、
その女性は真剣で、その竹馬はまだあるのか?
渡る条件、天気や潮の満ち引きの状況など
かなり具体的に細かなことを尋ねています。

その女性も今夜の宿泊客で、夕飯をいただきながら
私も一緒になって話を聞かせていただきました。
どうやら、昔オーナー(60代といっていた)が中学生の頃は、
実際に竹馬で海を渡り、学校へ通っていたとのこと。

その時の写真も見せていただきました。

確かに男の子たちが、長い竹馬に乗って海の中を歩いているもの。

 

本当にそんなことができるの?

といっても、日中渡った橋から見た島と島の間は、
確かに浅瀬が広がっていたけれど、
結構深い所もあり流れも速く
本当に竹馬で渡ることができるのだろうか?

干潮時だったら渡れるのかな?

と思っていたら、

オーナーから、
「今は航路が出来たから無理だよ〜」と。

「じゃあ、渡らないまでも、その竹馬で浅瀬を歩いてみたい」

と更に食い下がってお願いされてました。

その熱意にオーナーも、天気が良かったらと考えてくれそうな気配。

 

他にも海の中にある橋があるという話も。

( ↓ 後で撮った写真の中にその橋が写り込んでいるのを発見!)


この橋の位置は確かに海の中でした~

地図の中心へ
交通状況
自転車で行く
乗換

なぜ、海の中に橋が?

この橋がある辺りは、かなり浅瀬で干潮時は島の人々がアーサーなどの海産物を獲っていたとのこと。

干潮時でも船が通れるよう航路を掘ったところ、

今度は人々が航路の水深が深くなる為、自由に行き来できなくなってしまいました。

 

そこで、この航路をまたぐように橋ができたわけだそうです。

橋というより歩道橋のようですね。

ちなみに、「シールガチ橋」というのだそう。

 

海を竹馬で渡れるというのも凄いけれど、海の中に歩道橋というのも面白いですね。

今回はそのシールガチ橋には行けなかったので、

次に来るときの宿題になりました~。 ( また来る口実みーつけたっ!笑  )

 

その後も遅くまで、オーナーと3人で

その当時の話や地元の生活のことなどを交えて、話し込んでしまいましたが、

私は翌朝帰る予定で、その後どうなったのか気になりつつ

久米島を後にしたのでした。

 

後日談、

あの竹馬、本当にあったのかなあと思っていたら、

民宿あみもと のオーナーが竹馬を持っている写真を見つけました。コチラです。

これで、渡っていたんですね。見てみたかった!

 

 

 

 

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