成田空港LCC専用ターミナル(Terminal3)への行き方と出発ロビーの設備の充実ぶりに驚いた

昨年、今まで簡易的にあったブースから新しくLCC専用ターミナル(terminal3)がオープンした成田空港
以前と比べて、どれほど変わったのか楽しみに今回初めて利用してきました。
さすがに、Terminal3として独立した施設になっただけあり、設備が充実して早朝便を利用する方の為の配慮が随所に感じられるものとなっていたのには感心させられました。
そんなTeminal3の使い勝手をレポートしてみたいと思います。
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鉄道利用できた場合は「空港第2ビル」駅で降車
成田空港には、JRと京成が乗り入れていますが、両社とも今までと変わらず既存の「空港第2ビル」駅で降ります。
昨年(2015年4月)より空港ゲートへ入る時のセキュリティーチェックがなくなり、思い荷物を持って身分証明書を出す手間がなくなりました。
とはいえ警備員さんは各所に立っていて、目でチェックしているようです。
怪しい動きがあれば呼び止められるかも。
Terminarl3へは、ブルーのラインを追跡!
空港ビルに入る手前左手にあるターミナル3へ行くエスカレーターで上がると、
陸上競技のトラックのようなラインが現れ、青いラインに沿って進めばたどり着きます。
Terminal3まで、630メートル
ゲートのような造りの通路を通っていきます。
半野外という感じで、両側面は開口部があるので風が抜けますが雨風が強い時は多少吹き込んでくる構造です。
進むほどにカウントダウン 天井にも。
長い道のりに配慮したのか、所々に自動販売機を備えた休憩スペースが、4箇所
陸上競技場のトラックに引かれたレーンのような通路は、心理的に先へ進まなきゃ!という気がしてくるのはmimozaだけかしら?
まあ、のんびり歩くところでもないので流れが良くなっていいのかも。
あと数メートルという所でもう一度、エスカレーターを上がり右手に曲がるとTerminal3の出発ロビーに到着です。
空港ターミナル連絡バスの乗降口は左手のエスカレーター下にあります。
出発ロビーは競技会場のよう
ひ、広いです。トラックのレーンそのもののよう。
立ち止まってはいけない感がするのは、それが目的?
入ってすぐ左手には、コインロッカーが設置
コンビニ、本屋、なぜかデザインが独特なインナーウェアのお店(笑)、薬屋、お土産屋、
そして国内空港最大と言われるフードコートも充実していました。
【飲食店ラインナップ】
フレッシュネス・バーガー
讃岐うどん
リンガーハット
江戸前寿司
鉄板焼きぼてじゅう屋台
洋丼屋ONE BOWL
カフェベネ
江戸前寿司のお店が5:30am開店以外は、全て朝4:00am開店というLCC早朝便利用者にはありがたい時間設定です。
コンビニのローソンは24時間営業ですし、早朝便の利用でも朝食を取るのに困らないですね。
入り口入ってすぐのコンビニ(ローソン)は、スペースの都合もあるのでしょうけれど狭くて時間によっては大混雑。レジへ行くにも商品を見るのも人が溢れていて、中に入るのに躊躇するほど。
棚の配列を変えるか、一方通行にした方が良いのではないかと思いました。
それぞれのお店の詳しい案内はコチラ→成田空港 レストラン・ショップ検索
フードコート付近のイスは、そのままゴロンと横になれるソファーベンチになっており
結構な人数の方々がお休みになっていました。
これも、早朝便、深夜便(といっても成田空港は離着陸制限があるので12時着までの便)で来られた方への配慮が感じられます。
ちなみに、こちらのソファやテーブル、椅子などは無印良品のものだそうです。
旅立つ前のお手紙投函用ポストもありました。
こことは別に第2ターミナルには北ウェイティングエリアという24時間利用できる専用エリアがあるので、こちらを利用も出来ます。
こちらは第3ターミナルが出来る前のLCC出発ロビーだったところ。
ウェイティングスペースというだけあって、その為の施設になっているので自販機のみで店舗はないですがその分静かに過ごせるのではないかと思います。
もちろん空港内なので、警備員の巡回もあるので安全面でも問題はないです。
畳のスペースもあるので、場所さえ確保できれば空港内で過ごすのもありかも。
北ウェイティングエリア案内 → 第3ターミナルの早朝便をご利用のお客様へ
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セキュリティーチェックからの道のり
第3ターミナル出発ロビーのフードコート脇は、すぐセキュリティチェックのゲートになっています。
始め一列に並んでから、途中で数カ所に分かれます。
たまたま混雑時間帯だったのだと思いますが、ちょっとゴチャゴチャしていて狭く、キャリーを引いているとすれ違うのが難しく動き辛かったです。
搭乗ゲートを抜けると、またまたレーンの登場です。
自分の使うゲートを確認して案内通りに進みます。
先は遠い・・・けっこう歩きますね。
通路からの景色
エスカレーターを降りてすすんでいくと、搭乗口の待合所へやっと入ることができました。
ここには、各航空会社(ジェットスター、バニラエア、春秋航空日本)のショップがあり、グッズの他、数と種類は少ないですが軽食、ドリンクの購入もできます。
搭乗手続きが終わりこのままボーディングブリッジで搭乗!といきたい所ですが、この後バスに乗り沖止めされた機体までバスでもうひと移動。
そしてようやくボーディングブリッジで搭乗したのでした。
ふう~~、おつかれさまでした。
まとめ
LCC専用のTerminal3は、確かに使い勝手も良さそうで居心地まで配慮されている親切設計だと思いました。
難点をいえば、第2ターミナルからのアクセスの長さでしょうか。
高速バスやタクシーでは、Terminal3に直接車をつけることができるようですが、自家用車は基本的にはNGですので、第2ターミナルの駐車場に停めてそこから第3ターミナルへ移動となります。
第2ターミナルからの無料連絡バスもありますが、循環ルートが一歩通行なので第2から第3までは10分から15分かかりますし、バスを待ったりするともう少しかかると思います。
反対に第3→第2は5分とあっと言う間に着きます。
第2→第3へは、連絡通路の630mを歩いていったほうが早く着きます。
荷物を持って歩いても6,7分というところでしょうか。
バスが10分以上かかることを考えると、急いでいるときは徒歩のほうが良いですね。
そして出発ロビーからも歩く距離はけっこうありますので、LCCを利用するときは今までより早めに余裕をもった方がよいことがわかりました。
空港施設使用料も支払うようにもなりましたし、早く来て出発ロビーの施設を利用して搭乗時間を待つようにしようかと今回利用してみて思いました。
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