受粉がポイント!パッションフルーツの育て方

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我が家では、10数年来パッションフルーツを育てています。
沖縄のお土産でも人気のあるパッションフルーツ。
価格を見ると、結構高くてビックリします。
店先出回っているパッションフルーツは、赤紫色のテニスボールより一回り小さいくらいの大きさの物ですね。

最近では、実の着いた鉢植えもよく見かけるようになりました。
花も独特な姿をしていて魅力的で、つる性なのでゴーヤーカーテンのように栽培することもできます。
mimozaが初めて栽培に挑戦したのも多分、それと同じ系統の品種なんだと思いますが、夏場はとっても育てやすいんです。

花も実も楽しめて、陽射しを遮る簾のお役目まで、いろいろ楽しめるパッション・フルーツなのです。

 

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冬越ししたパッションフルーツ、成長の爆発力?!

パッションは太陽が大好き。

春の霜の降りる心配がなくなった頃、外へ出してあげると冬の間部屋の中に入れて「しょぼーん」としていた株が
幹も瑞々しく張って、葉の付け根から新しい芽をさっそく覗かせはじめます。

初めは気温差にちょっとビックリしているようでも、太陽の光が直に当たることの影響といったら、目を見張るほどです。

あっという間にニョキニョキと蔓が伸び始め、早速花芽もつけ始めるのです。

梅雨どきになると、繁茂といっても良いくらい、あちらこちらから蔓が出て、鉢植えでは手に負えなくなるほど。

花芽は新しく伸びたつるの葉の付け根のほとんどに着くので、肥料や水が切れなければたくさんの実をつけてくれます。

こんなに子だくさんで大丈夫?というくらい次から次へと花が咲き、実がつきます。

 

花は咲くけど実がつかない!そんなときは?

「実がつかない!」という場合は、受粉がうまくいっていない事が原因です。
受粉のお手伝いという簡単なひと手間で確実に実がつきますので、ぜひ、やってみてください。

花が開いたら、花粉を筆で取り、雌しべの先につける。

これだけです。
mimozaは、雄しべを取って直接花粉をつけちゃいます。

これでも充分実がつきます。

これで実が1個もつかない場合は、自分の花粉で受粉できない自家不親和性品種かもしれません。

その場合は別の品種を同時に栽培して、受粉をお手伝いしてあげないと実をつけるのは難しいです。

 

気をつける点は、受粉のタイミングとお天気。

できたら花が咲いたら午前中に受粉してあげると確実です。

とはいっても、花が咲いてるのに気が付かなかった。や、仕事で無理な場合もあると思います。

そんな場合でも、気が付いた時点で受粉してみてください。
花が元気なら実がつく可能性もあります。

また、花が雨で濡れてしまうと受粉率が落ちてしまいますので、

雨の日は、雨がかかる前に受粉したり、

雨のかからない所に鉢を移動してあげる方が良いです。

地植えの場合は、ダメ元で受粉してみても良いですが、多分、沢山の花が咲くでしょうから、株を休ませてあげてもいいかなと思ってます。

 

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赤ちゃんパッションの成長

受粉がうまくいったかは、日に日に赤ちゃんパッションが大きくなってきますのですぐに分かります。

スクスク育つ赤ちゃんパッション。可愛いです。笑

実がついてある程度大きくなると、しばらくは緑のままですが、充実してくると色が変わってきます。

そしてそろそろ熟しきったと木が判断したところで、ポトンとパッションが落ちてきます。

そのまま転がっていって行方不明にならないように対策をしておいた方が良いですね。

 

パッションフルーツの食べ頃、楽しみ方いろいろ

パッションが収穫できたら、直ぐ食べたいところですが、もう少し待ってみてくださいね。

しばらく常温で置いておくと、余計な水分が抜けるのか表面の張りがなくなりデコボコとしてきます。

その頃の方が酸味が抜け甘くなるようです。

しばらく置いておく間も、爽やかな南国フルーツの香りが時折ふ~っと漂ってきます。

この香り、とっても癒されますので、ぜひ香りを堪能してから召しあがることをおすすめします。

パッションフルーツの香りについての記事

パッションフルーツはうまく育ててあげれば、春と秋の2回花が咲き実がつきます。

冬は、室内にいれてあげないと関東では越冬は厳しいですが、部屋に入れて保温を気をつけつつ太陽のあたる窓際に置いてあげると、年末から年始にかけて実が熟し、思いがけない季節にパッションフルーツが食べられます。

冬はこたつでアイスという方は、パッションフルーツのフレッシュソースをトッピングできますね。

ケーキに添えたり、紅茶に入れたり、色々な楽しみ方を考えるとワクワクします。

パッションフルーツの香りに、沖縄へ妄想旅行してしまうかも?
冬にお家で沖縄の香りを楽しめるパッションフルーツ栽培、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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