沖縄に咲く花!名前は?青い空にひときわ映えるショッキングピンク!
琉球赤瓦の屋根の家。
縦横に伸びる白く細い道の両側には隆起珊瑚の石垣。
竹富島の白い珊瑚の道を歩いていてその一角を曲がったときに、遠くからでも鮮やかなショッキングピンクが目に飛びこんできました。
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この花は、アサヒカズラ。
別名ニトベカズラ。
コーラルバイン(珊瑚の蔓)やクィーンネックレスなど魅力的な名前がこの花にはあります。
きっとこの花に引き寄せられた人が多いのでしょうね。
私もそのひとり。
抜けるような青い空に、このピンクはかなり刺激的。
葉や茎は明るい黄緑色で、ひときわ際だつピンクの花がこぼれるよう咲いています。
「クイーンネックレス」や「珊瑚の蔓」というのも納得です。
自然の配色って、自分の想像を超える組み合わせだなと思っても、なぜか「自然」「ナチュラル」って感じます。
多分同じ色の配色で絵を描いたとしてもこうはならないだろうなーという、彩度とか明度などの微妙な色のさじ加減なんだろうなぁ。
アサヒカズラ
メキシコ原産
タデ科
つる性半低木
花期 : 6月から9月
花色 : ピンク (濃淡あり) 、白
沖縄では10m以上つるを伸ばし、石垣からこぼれるように咲いている様は見ごたえがあります。
花のように見えるところは萼が色づいたもので、長い期間色褪せず楽しむことができます。
本州でも育てることができるそうですが、さすがに冬は越せないでしょうね。
面白いなと思ったのは、地下におイモができて食用にもなるのだとか。
シカクマメと同じですね。
地下にできたお芋を食用にする「アピオス」も同じですが、シカクマメ、アピオスともマメ科。
アサヒカズラはタデ科
科は違えども沖縄の植物たちは、地下にお芋ができたり地下茎が発達していたりと強い陽射しと台風などの災害で地上部にダメージを負っても再生できるように安定した環境の地下に蓄えを持っているのですね。
潮害で枯れてしまったように見えても、ものすごい勢いで脇芽を伸ばしていくエネルギーはそこに宿っているのです。
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