沖縄民家の庭先に咲く花の種類 オレンジ色の花編

離島に行くと、自転車や徒歩でプラプラと島内を周ったりするのですが、普段見慣れない草花に目が止まることがよくあります。
ちょっと立ち止まって、そんな草花を眺めてみる
そんなちょっとした時間に幸せを感じていたりするmimozaです。
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寄り道、道くさ大好きで発見!?この花の正体は、
この花
ある観光施設前の庭園に、咲いていました。
1月下旬、ちょうど沖縄の春の花の季節です。
オレンジ色の釣鐘を房のようにいっぱいつけていて、遠くからでも目立ちます。
近寄って、よ〜く見てみると
お土産やさんなどで、葉っぱだけが数枚一組になって売られていることのある「マザーリーフ」セイロンベンケイソウの花でした。
普段は、葉っぱだけを目にする事が多く、花を見かける機会は本土ではほとんどないので幻の花とも呼ばれています。
とても鮮やかなオレンジと黄色で、こんなにたくさんの株が一気に咲いているのを初めて見ました。
庭園とは言っても自然に増えて咲いているような力強さも感じます。
実際、生育力、生命力は強く葉っぱ1枚を水に浸しておくと、葉先のギザギザしている一つ一つから小さな赤ちゃん芽が芽吹いてくる様子から
「マザーリーフ」や、子宝草
と呼ばれています。
小笠原では、「ハカラメ」と呼ばれていて初めは学名かな?と思っていたのが、
葉から芽 → ハカラメ
とそのままズバリな名前だったのを思い出しました。笑
この葉を育ててみると、
関東では、寒さに弱いため戸外で冬越しは出来ず、室内で観葉植物として育てられていることが多いです。
店頭では、肉厚の大きな葉からたくさんの芽が葉の縁にズラリと並んでいる姿で見かけますね。
沖縄などでは、繁殖力が旺盛過ぎて雑草扱いになっていることもあるそうです。
でもこんなに可愛らしい花が一面に咲いてくれるのなら育ててみたくなります。
mimozaは、小笠原産の「ハカラメ」を、宿のお庭からいただいたので持ち帰って育ててみました。
しばらく、何もせず放っておくだけでも芽吹いてくるほど逞しい植物で芽を見つけて慌ててお水に浸してあげたくらいでした。
土に植え替えてからは、それは凄い成長!
ぐんぐん育ち、葉が増え背が高くなってくるので、切っては同じ鉢内に無造作に挿して、を繰り返して
いつの間にやらワサワサの繁茂状態になりました。
落ちてしまった葉からもどんどん芽吹いてくる程です。
我が家では1回だけ花が5、6輪咲いたことがあります。
もう少し色も薄いものでしたが、可愛らしい袋状の花でした。
コチラ↓は、座間味島の民家に咲いていたハカラメの花
背が高くて色合いも薄めですね。
mimozaが育てたのは、こちらに近いです。
マザーリーフの花の季節
マザーリーフは、離島の集落を歩いていると、道端によく見かけます。
意外と背が高く大きくなるので、気がつかなかったりもするのですが石垣の隙間や、樹木の間から芽を出しているのを見つけることができます。
お花の時期は、沖縄では1月中旬頃から4月位までのようです。
この時期でしたら、花が目を惹くのでちょっと気をつけて探してみるとすぐ見つかると思いますよ。
葉が欲しい場合は、お土産屋さんなどで購入するか、
これは運ですが、生えているお家の人に声をかけてみると譲ってくれることもあるので、勝手にちぎらないようにしましょうね。
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