行き方は船のみ?!陸の孤島・西表島「船浮」観光は自然体で。
「東洋のガラパゴス 」と呼ばれる(名乗っている)地は、小笠原諸島を始め日本にもいくつかあります。
西表島にある船浮集落もそのひとつ。
本家ガラパゴス諸島の「1度も大陸と地続きになったことがなく、大陸からの影響(特に人)を受けずに、独自の進化をした生物が生息し独特な生態系を保っている島」とは海洋島という部分では違うけれども、
手付かずの自然が多く残され、イリオモテヤマネコを始め独特で多様な生き物たちが生息しているというところと、西表島内にある地続きの地でありながら、その地へ降り立つには船で行かねばならないという陸の孤島とも呼ばれる稀有な存在。
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不便さが守っているもの
船浮集落とその手付かずの自然は、限られたアクセスゆえに大規模な開発から守られているという側面があります。
だからこそ、人も自然の一部としてそこに存在しているという事を感じとることができる地なのではないかとずっと惹かれている集落なんです。
船浮集落の場所と行き方
その船浮の場所はコチラ↓
どこどこ?と思うくらい西表島の西側、複雑な地形にポツンとある小さな集落です。
此処へ行くにはどうしたら。。。。と、暫し考えてしまいます。
石垣島からツアーで行くのが手っ取り早い方法かも。
参考:石垣島ドリーム観光 西表島観光ツアー
海況さえ良ければ確実に時間のロスなく行くことができるので、時間のない場合は石垣島からのツアー参加がオススメです。
また、西表島から参加するカヤックやシュノーケリングツアーでも、船浮のイダの浜へ行くツアーを開催しているショップがあります。大抵の場合、ツアーに参加されると宿までの送迎があります。
参考:船浮 水落の滝&イダの浜ツアー 「西表島 南風見ぱぴよん」 「西表インシャー」など
でも、船浮の集落で暮らすように滞在したいmimozaとしては、船浮に宿をとってユッタリとその空気感に包まれたい!
夕暮れ時や満天の星空、朝日も見てみたい!
というわけで、西表島半周道路の北端、白浜港からの定期船で船浮に渡ることになります。
船浮へは、西表島・白浜港から定期船で10分ほど。
白浜港まで来てしまえば、あとは船に乗るだけ。
船浮集落は船浮港徒歩1分です。
集落内も徒歩で充分周れる距離です。
なんですが、
その白浜港までのアクセスがいささか複雑っ!と思うのです。
船浮への行き方で難関なのが、陸路
石垣島からの定期船が発着するのは、西表島の東側の二つの港、上原港と大原港。
まずは、上原港へ定期船で渡ります。
上原港行きが欠航の時は、上原港行きのチケットで大原港行きに乗れますので大原港へ渡ることになります。
そこから船会社が運行する無料送迎バスで白浜へ向かうことができます。
上原便が欠航時の大原ー白浜間も同様です。
ここで忘れてはいけないことがひとつ!
石垣島で定期船のチケットを購入する時に白浜まで行く事を告げてバス・チケットを貰っておくことです。
それがないと西表島に着いて途方に暮れます。。。
そして、自分の購入した船会社(安栄観光、八重山観光フェリー)の運行する送迎バスにしか乗れません!
ひえ~~!そうなの?です。
船は共同運行なのでどちらの船にも乗船できるのに何で〜?ですが、仕方ないのですかね。
帰りも各社の送迎バスを利用できるけれど、八重山観光フェリーは事前予約が必要なよう。
送迎バスについては、各社HPに説明もありますので最新の情報を確認していくのが安心です。
安栄観光
石垣島ー西表島 上原港 時刻表・料金
八重山観光フェリー
石垣島ー西表島 上原港 時刻表・料金
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その他の白浜港までのアクセス
2.レンタカー、(レンタルバイク) 、タクシー
路線バスは、1日4本と本数が少ない上にフェリーの発着時刻との接続がない為、かなり計画的に利用する必要がある模様です。
タクシーは、本土のように流しのタクシーはないので港に待機しているタクシーがなければ電話で呼ぶ必要があります。台数が少ないので事前に電話しておく方が時間のロスがないですね。
レンタカーも便利ですが、船浮へは持っていけない&必要ない。
よって船浮滞在中は白浜港に駐車しておくだけになるのでモッタイナイかな。
結論!
船浮に泊りで滞在するなら、船会社の無料送迎バスを利用するのが時間と費用の節約になりますね。
白浜港から船浮へ!乗船の仕方
白浜港からの定期船は、船が来たら乗船して船内で乗船券を購入する順番になります。
白浜ー船浮 定期船 料金 往復960円
[運行時刻]
白浜発 8:45 /10:55 /13:20/15:50 /17:50
船浮発 8:15 /10:35/12:50 /15:30 /17:10 ( 冬期12月〜2月は一便が7:50発になります)
船浮港に着くと、港周辺が船浮集落。
静かな時間の流れを感じながら、鳥のさえずり、波の音に耳をすませ、風を感じながら過ごせば日頃のストレスから開放されて自然体の自分になれるような気がする、そんな船浮の旅。早いうち実現させたいものです。
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