東京から離島「伊豆大島」へのアクセスは3通り!時間いっぱいに楽しめるのは?
東京から少し足を伸ばしてのんびりゆっくりしたいなぁ〜と思った時に、離島旅を存分に味わえる穴場な島として人気のある伊豆諸島。
その中でもアクセス方法も豊富で、最短25分で行ける伊豆大島。
伊豆諸島の中で最大の面積を持つこの島は、今も活動を続けている活火山の三原山、豊かな海と両方を楽しむことができます。
東京から伊豆大島へのアクセス方法それぞれの利点を上手に活かして自分に合った島旅をするにはという視点で考えてみました。
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東京ー伊豆大島のアクセス方法は3通り
航空路
航路 大型客船 (夜行フェリー)
航路 高速ジェット船
最短25分というのはもちろん航空機を使う場合です。
羽田ではなく調布飛行場から日に3便運航されています。
料金は、大人11800円 (平成16年現在)かかりますが、25分という移動時間の短さが何といっても魅力です。
機材は、17m弱。
乗員乗客合わせて21名定員の小型機ですので、飛行時の臨場感はたっぷり味わえますね。
上空から見る島の姿や広がる大海原を眺めるのも楽しみのひとつです。
定員が乗客19名と一度に運べる人数が少ないので、予約が取れない可能性が高い確率であり得るのがネックですが、とにかく早く島へ着きたい方には最適な移動手段です。
島へ渡るなら船旅も楽しみたい
伊豆大島へ船で行く方法は2通りあります。
大型客船 「さるびあ丸」と高速ジェット船セブンアイランド
高速船の選択肢も増えて、以前に比べて気軽に行きやすくなりましたね。
高速ジェット船セブンアイランドは、東京竹芝ー大島間を1時間45分で結びます。
料金は燃料油価格調整金によって変動がありますが、6000~8000円程。
高速ジェット船の定期便は熱海からも発着しています。他に季節航路として、久里浜、館山、伊東を発着する便もあります。
定期便としては、東京竹芝ー大島が毎日2便。
高速ジェット船は、客船に比べて移動時間が短いことと水面から船体が浮き上がって進むため波の影響を受けにくく揺れが少ないので船酔いが心配な方には人気の移動手段です。
航空機のジェットエンジンで高速走行をしているため、航行中は基本的にシートベルトの着用義務があります。
ですので、外部デッキに出て風にあたりながら景色を眺めるような船旅情緒が味わえないのが残念です。
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一方、夜、東京竹芝を出発して早朝大島着く「さるびあ丸」は、東京ー大島間を8時間(夏期は6時間)かかり、船内で1泊することになります。
料金は船室の種類、燃料油価格調整金によって変わります。
平成16年9月
■ 大島航路
等級発着港 2 等 特2等 1 等 特1等 特 等 ジェット船 東 京~大 島 4,210
(290)6,320
(440)8,430
(590)10,120
(710)11,800
(820)6,830
(480)久里浜~大 島 – – – – – 4,560
(320)
引用:東海汽船HP 運賃表
さるびあ丸は全長120m、旅客定員816名と、大きな船体。
船内は動き回ることができますし、ゴロンと横になることも出来ます。(2等イス席はリクライニングのみ)
出港時間は仕事が終わってからでも充分間に合う夜22:00(夏期は23:00)、大島着が翌朝6:00(夏期5:00)
。
仕事帰りのラッシュとは逆方向へゆったりと荷物を持って竹芝桟橋まで行くことができます。
朝の通勤ラッシュ時間帯に荷物を持って電車に乗るのを避けられるのも、利点のひとつかと思います。
夏期と航行時間が2時間も違うのは、東京湾内で一時停泊しているためです。時間調整?と思いますが、夜中ふと気づくとそれまでしていたエンジン音が静かになっていたりします。
船に乗り込み出港のドラの音が聞こえると、さるびあ丸はゆっくりと離岸します。
乗り込んだ乗客たちは夜景を楽しみながら一杯飲むぞー!なんて方もいらっしゃいますし、海上では星もよく見えます。
船内は消灯時間があるので、それまで明朝からの行動を思案したり、思い思いに船内で過ごしています。
翌朝は天候と海況が良ければ、船上から日の出を見ることもできますね。
一つ心配なのは、「船酔い」でしょうか。
船酔いが心配な方は、とにかく横になって頭を床につけて寝てしまうのが比較的楽だと言われています。
私自身も船には弱く、ものの数分で酔います。
多分ジェット船でも酔うかも。
もうこれは仕方ないので、酔い止め薬を飲んじゃいます。
おすすめは一錠飲めば1日効く「アネロン」
これは、本当に良く効きます。
酔ってから慌てて飲んでも効きます。
人によって効き具合も違うようですが、これ無しでは離島旅はあり得ないくらい信頼してます。
以前、台風直後の大揺れの船で酔ってしまった方にお渡したら、その後は復活していたのを目の当たりにして実感してます。
思いっきり感謝されましたー。
船酔いの辛さが分かっているだけに、気持ちわかります!
アネロンは効果が24時間
追加で飲む必要がなく飲み忘れて酔ってしまう心配もなく、乗船前飲んでおけばバッチリ効くので離島旅行の必需品の一つになっています。
デメリットの副作用はやっぱり気になりますが、そこは水分補給を心がけて排出です!
そんなこんなの船旅は、コチラの記事
東京の離島!「客船さるびあ丸 」船内で1泊ってどんな感じ?~気軽に楽しめる客船の旅〜
というわけで、さるびあ丸クルーズで寝ている間に、翌朝6:00に大島到着!
港は、岡田港に着岸することがほとんどです。まだ朝日が昇るか昇らないかの薄暗い中、島へ降り立つのです。
ですから早朝からその日は1日丸々大島で過ごすことができます。
島は、基本的に船の時間に合わせて生活が回っているので、レンタカーも早朝から借りることができますし、仮眠休憩と朝食をとることができる宿泊施設もあります。
同様に温泉と休憩室、朝食利用ができる御神火温泉という施設もあります。
これらを利用して朝からのんびりするのも良いですね。
まとめ
伊豆大島までのアクセス方法は、3通り。
航空路
航路 高速ジェット船
航路 大型客船
それぞれ利点がありますので、移動時間、料金、発着時間を合わせて考えて、組み合わせて利用するのも良いなーと思います。
東京の、のんびり島時間を過ごせる伊豆大島、
体の奥深く、心の芯まで大きく深呼吸しに、また行ってみたいと思わせてくれる離島です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
実際の伊豆大島体験のおはなし
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