魚もビックリ大寒波の沖縄、天気の変化に対応する大変さ

大神島IMG_0012

先月24日、25日の沖縄に雪(みぞれ)を降らせた数十年来の大寒波。

宮古島、そして今回は石垣島では、寒さで魚が仮死状態になって浜に打ち上げられる
というニュースがありましたね。

魚が寒さで仮死してしまうなんて、どの程度気温が下がったのでしょう?

 

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過去にもあった寒波の影響

冬の寒波が来た翌朝、魚が打ち上げられるというニュースは
今までも度々取りあげられていましたが、

何故かいつも宮古島
先日の大寒波の時の最低気温は

宮古島平良市 7.4度
沖縄本島北部辺戸岬 3.1度

だったそうです。
沖縄本島の方が気温が低くなるのは、当たり前といえばそうなのですが、

魚が打ち上がったというニュースの映像は
本島より暖かいはずの宮古島や石垣島。

 

ニュース映像で映っている魚は見ると小さな魚ばかりのようにみえます。

そもそも、海水温は気温の低下を後追いするように下がっていくので
先日のような一時的な気温の低下で
すぐさま影響を受けるというのは考えにくく
また別の条件があったのではないか?ということです。

 

そこで思い浮かんだのは、打ち上がった魚たちが、
リーフの浅瀬でシュノーケリングで出会うことの出来る魚たちだったということ。
元々、サンゴ礁に根着いている魚たちや、
サンゴ礁の潮溜まり、タイドプールに入り込んで干潮になり移動できなくなった魚たち
その限られた海水は、外海に比べて気温の影響をはるかに受けやすく
その低温にたえられず動けなくなってしまい、
満潮と共に流され浜に打ち上げられたのではないか?

 

真相はわかりませんが、
そんな風に考えると納得できるかしら?
打ち上がってしまった魚たちは、
島民たちがこぞって拾いに行くらしいのですが、
仮死状態で流され、打ち上げられて間もなく生きている魚もいるとのことで
また海に放してあげれば泳ぎだす事もあるそうです。

 

では、本島より気温の高かった宮古島や石垣島での現象というのは?

魚が寒さで打ちあがってしまうというのなら
本島のほうが影響がでていそうなものですが、
ニュースで取り上げられるのは、宮古島や石垣島でしたね。

 

それまでの気温水温との差が激しかった
南国に順応している魚たちの耐寒性が本島の魚より低かったから?

でしょうか。。。

宮古島や石垣島でとニュースにした方が話題になるから

なんてこともあるかもしれませんね。

本島での情報を探してみたところ、数は少ないですが
同じような現象はあったとのことでした。

ということは、本島の人にとっては珍しくない現象だったからニュースにならなかったでしょうか?

 

う~ん、なんか違う感じがします。

 

同じ沖縄でも、宮古島の島民は
どちらかというと保守的な部分があるといわれることがあります。

島民としての意識が強く誇り高い、結束が固い

そんな風にmimozaは感じます。

そんなコミュニティーの中で
島民が一丸となるようなニュースだったとか?

 

疑問はつきませんが、
今回の大寒波は数十年来とも100年来とも言われ、
環境の変化が劇的であったことは間違いないです。

リーフの魚たちに注目が集まった大寒波でしたが、
他の生き物への影響も少なからずありそうです。

鳥や動物たち、昆虫や爬虫類

人にとっても予想を超える環境の変化に対応するのは
大変なことですね。

 

 

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