伊豆大島三原山ハイキングで感じるパワーの源は龍神さま?
11月のお天気の谷間、伊豆大島 三原山ハイキングに行ってきました。
登山口からは三原山の姿は見えず、雲と霧の中、三原山に向かう平坦な遊歩道をしばらく進んで行くと急に視界が開け、見上げる先には目指す三原神社とその鳥居の姿が。
ずっと霧の中を山までの距離感が不明なまま歩いていたので、突如現れた山の姿に「おおっ!」となります。
ここまでのお話はコチラ
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遊歩道脇に迫る溶岩の迫力と三原山を守る竜神の姿
午前8:03
遊歩道脇に、1986年の噴火時に流れた溶岩の先端。
この岩石の塊が生き物のように形を変えながらゆっくりと迫ってきていたんですね。
高さ5メートルほどにもなる溶岩の厚みとゴツゴツとした荒い岩肌。
設置されていた案内の説明では、このような溶岩のことを、
アア溶岩
というのだそう。
”アア”とは表面がトゲトゲしている様子を表すハワイ語で、反対に滑らかな表面の溶岩のことを パホイホイ溶岩というのだそうです。
今回は行きませんでしたが、三原山にもカルデラ内遊歩道へ行くとパホイホイ溶岩も見られるそうです。
遊歩道のところどころに巨大な土管のような「シェルター」があります。
ここを過ぎると、内輪山の頂に向かって登り坂になります。
溶岩石も大きな物が増え、ゴツゴツとした岩状に。
三原山にはゴジラ岩という岩があると事前に知っていたのですが、ちょっと見るとゴジラっぽい岩が彼方此方にありました。
遊歩道の傾斜が少しきつくなってきました。
少し高くなった辺りでうしろを振り返ると、
龍神さま?
うねるように今まで歩いてきた遊歩道にかかっています。
この結界をくぐり抜けてきたんですね。
午前8:26
おつかれさまですの看板
落書きが悲しい・・・
「すばらしい眺望」 は心の目で。
小さな白い花
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午前8:29
標高650m地点
龍神さまの頭が遊歩道にかかっています。
飲み込まれなくて良かった〜〜
不思議な植物 地を這うようにへばりついてました。
ミルクレープのような断面。
先ほどのゴツゴツしたアア溶岩とはまた違います。
午前8:38
三原神社の鳥居
この鳥居のある道へは山道から外れるような形になります。
こちらは山道側
三原神社の鳥居すぐ横にある大きな岩をくり抜くように火口展望台へ向かって山道は続きます。
岩の表面は濃い灰色、中はけっこう赤いのが印象的です。
この大きな溶岩の塊は、溶岩流の上に乗って運ばれてきたそう。
三原神社の鳥居をくぐり参道を通って、三原神社の祠へ
この神社は、先の三原山の噴火時に迫ってくる溶岩流が祠の直前で両側に流れを変え焼失を免れたという奇跡の神社。
ホントにあと数センチの所を溶岩が流れたということが目の当たりにできます。
溶岩とこんな隣接していて、その熱で燃えてしまわなかったのが不思議です。
三原神社の参拝を終えて、山道に戻ります。
ゴジラ岩
三原山の火口に落とされたゴジラ。映画の公開の翌年に、このゴジラ岩が三原山に出現したんだそうです。
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更に先へ進み、火口見学道へ
上記があがっています。
火口
所々、噴気はあがってはいるものの蒸気に人体に影響の水なのだそうです。
表面の濃い灰色と内部の赤黒い火口内側。
火口見学道から山道に戻り、火口展望台へ
午前9:14 火口展望台
下から見上げた時、三原神社の右側にあった円柱状の建物です。
ここの一階にこの登山道唯一のトイレがあります。
下山時にすれ違った給水車は、ここのトイレ用の水でしょうか。
火口展望台にあったパノラマ景観マンホール?!
展望台の上はけっこう風が強く、寒くなってきました。
山頂付近から外輪山までは見渡せるけれど、島の周りは太平洋じゃなくて雲海な眺望
そして風の音以外何も聞こえず、この広大な空間の広がりを感じるだけ。
。。。と遠目に慣れた頃、その雲海の向こうに見覚えのある影が!
雪化粧した富士山です!。。。。といきたいところですが、
mimozaの持っているデジカメでは写らないーー。
中央に見えていたのですが、、、、。
心の目ではなく、一時でしたが確かに薄っすらと富士山を眺めることができました。
何だろうこのタイミング。
メンバーの誰かが引き寄せているのかも?
三原神社と火口見学の目的を果たせて、竜神さまに思いがけず期待していなかった富士山までも拝むことができた
意外と二重丸◎な三原山ハイキングじゃないですかーー!!
早朝6:00に大島に着いてから盛り沢山ですっかり忘れていましたが、「そういえばお腹すいた〜」と山道途中にある展望ベンチで昨夜竹芝で用意しておいた朝食をとりました。
そういえばここまで登山口の御神火茶屋のご主人以外、他の人に会っていないな。
三原山を独占状態なんて、なんて贅沢!
下山途中にはご夫婦1組と4人家族とすれ違った位でした。
午前10:15 登山口に戻る
出発する時は何も見えなかった地点からは、三原山が見通せます。
思わず ビフォー写真
ここまでで、かなりのんびり写真撮りながら思い思いに歩いた約2時間半のハイキングでした。
更に続く大島の旅 → 昭和レトロ好きにおすな伊豆大島のカフェと散歩道!サクッ!ホク!ジュワーなコロッケ
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