旅人にも優しいパワースポット 首里金城の大アカギ
首里の金城石畳道の途中に、樹齢300年にもなるというアカギの大木があります。
石畳道の途中ある脇道を入って行くと、そこへ辿り着くのですが、このスポットは周辺とは何か漂う空気が違います。
鬱蒼とした樹木に覆われた空。
木漏れ日が湿って重みを増した地面に陰影をつけ、沖縄の強烈な太陽光の下とは別世界を作り上げているようです。
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森全体から感じるもの。地域の人々とここへ訪れる旅人とのつながり
琉球王朝時代には、この森全体から並々ならぬ気が漂い霊気が満ちている森として信仰の対象となっていたそうですが、素直に納得できるスポットだと思いました。
この中にある樹齢300年以上の大アカギには年に一度旧暦の6月15日神霊が降り、神霊は各々の願いを一つだけ聞き入れてくれるといいわれがあるとのことで、地元の老人会の方の手書きの看板が設置されています。
そこには、「考える力」が授かる場所 とも書かれています。
「願いを聞く」だけではなく「考える力を授ける」
となると受身ではない姿勢を求められますね。
他にも、
といった沖縄の年中行事にもなっている「鬼餅」由来の民話に出てくる兄妹が住んでいたという穴が崖状の壁面にあることを示す看板など、数箇所に手書きの説明があります。
市や観光局が設置したものではなくこういった手書きの看板に、旅人を温かく受け入れてくれる地元の人々の寛容さと信仰心を感じ、ホッとあたたかい気持ちになりました。
首里金城の大アカギ へのアクセス
この大アカギのある森へは、赤マルソウ通りにある石碑「首里金城の大アカギ」の横から入る小路と、金城石畳道の途中から入る小路を辿っていけば、行き着くことができますが、金城石畳道からは小さな標識があるだけなので見逃さないようにしましょう。
mimozaは、一度通り過ぎそうになってしまいました。
金城石畳道の横路からのアクセス
この奥の階段は、赤マルソウ通りからの小路につながります。
石碑のある赤マルソウ通りからのアクセス
この左側に小路があります。一瞬私有地じゃないかと思うほどの細い小路です。
この先、急な坂もあるので足元は注意です。
この場所には、大きなアカギが6本あります。
戦火を耐え抜いて現在まで大地に根を張り街を見守っている姿に圧倒され、謙虚な気持ちになれる
そんな場所です。
首里城に程近いこの神秘の森で、深呼吸と共にパワーを充填してみませんか?
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