沖縄でみぞれ観測!寒緋桜の開花スイッチが入ったかもl
もうすぐ、沖縄では寒緋桜が咲き始めます。
例年では1月下旬から2月初旬頃が見頃のようです。
寒緋桜(カンヒザクラ)は、緋寒桜(ヒカンザクラ)とも言われ
濃いピンク色で、雄しべが更に濃いピンクの花が枝にビッシリ咲いて、
本土の桜とはまた趣きの違う美しさです。
花の名前に「寒」があるように、
寒さにあたったことにより開花が促される性質をもっているので、
一般的に言われるソメイヨシノの桜前線は北上していきますが、
それとは逆に本島北部の八重岳から開花が始まり一ヶ月程かけて寒緋桜前線は南下していきます。
この年末年始は関東地方もかなり暖かく、
穏やかでポカポカ陽気の中初詣に行くことができましたが、
沖縄は更に夏を思わせるような気温で、
このまま気温が下がらなければ開花が遅くなる
もしくはあまり咲かないかもとも心配されていました。
ところが先週末の数十年来の大寒波で、一気に冬に逆戻り。
それどころか、歴史的な大寒波でみぞれまで降ったとニュースにもありましたね。
気温が低すぎて別の影響があるかもしれませんが、
寒緋桜の開花にとっては、やっと条件を満たしたというところでしょうか?
開花スイッチがオンになれば、ひと安心です。
今年も、遠くまで見渡せる八重岳では、海と空の青とビビットなピンクの寒緋桜の見事な対比を見せてくれるのを期待したいですね。
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