東京オリンピック開会式の演出をするかも??宮本亜門さんの沖縄移住の理由
沖縄に移住したり、別荘を持っている有名人は多くいます。
演出家の宮本亜門さんもその1人ですね。
以前、TVで沖縄にある邸宅を紹介していた事がありますが、海に面して開放された空間が印象的な素敵なお宅でした。
自宅にいながら、海と風と一体感を感じられるような造りになっていて憧れます。
演出家としてもミュージカルやオペラ、オペレッタ、歌舞伎とジャンルも幅広く、異文化の中で培われてきた芸術に新たな感覚を取り入れた演出が注目されています。
また、2020年の東京オリンピック開会式の総合演出をされるのでは?との噂もあります。
亜門さんご自身が今回のリオ・オリンピックの開会式を観覧に行かれているとツイートされているので、ご本人の頭の中では色々と構想があるのかもしれませんね。
そんな宮本亜門さんが沖縄に移住することになった理由に興味がわいたので調べてみました。
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なぜ、沖縄へ移住?
亜門さんの沖縄の家は、別名「Asian Gate House」亜細亜の門 とも言うのだそうです。
演出家として大成功していたにも関わらず、突然の休養宣言。
その後、1999年に沖縄に移住をされたのが39歳の時だったそうです。
「いったん、人生の流れにしっかりとブレーキをかけたくて、休業し沖縄へ行きました。そこで風を感じたり、沖縄の人たちと触れ合う中で、ここでは人が人として生きているし、僕をリセットしてくれる場所だと感じることができたんです」
沖縄で暮らすようになり、自身の内面にもさまざまな変化が起きた。一番大きいのは「僕はそうは思わない。こう思う」と意見が言えるようになったこと。「それまでは引きこもっていた頃の自分がまだくすぶっていて、批判されるのをどこかで恐れていた。だから自分の思いをちゃんと伝えようとしなかった。その部分が沖縄に来たことによって解き放たれました」
出典 : 朝日新聞×マイナビ転職 Herose File vol.5 演出家 宮本亜門
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/heroes_file/005/2
この中にある、「ここでは人が人として生きている」という言葉。
共感です〜!
離島では、人と人が自然体で接しているように思います。
それはサービスする側される側という立場ではなく、対等に真正面から向き合う時間が流れるのです。
時に無愛想な対応をされたといわれる方もおられますが、それはその人の飾っていない素の部分でもあるのだと思います。
常に素の自分でいられる、または素のまま受け入れられる沖縄の人の気質が、人に気をつかい自分を押し殺して仕事をしている人にとっては自分を解放してくれる癒しになるのだと感じます。
私も含めて沖縄の離島リピーターには、同じような思いを持っている方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
私の感覚としては、リセットしてフラットな自分になりにゆく感じがします。
そして沖縄の海と空と風に元気エネルギーを満たしてもらって、また戻ってくるのです。
亜門さんの「ここは自分をリセットしてくれる場所だと感じた」理由と一緒ですね。
ここまで活動の幅が広く様々な人々との付き合い、責任を担っているとそのリセットの度合いも相当のものじゃないかと思います。
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沖縄の人との関わり
亜門さんは、沖縄に移住で大切にされていたことの1つに、地元の方々との関わりがあったようです。
沖縄移住ブームから内地の人間が沖縄へ移住して数年すると、かなりの方々が沖縄を離れてしまうということが言われています。
本土との歴史的な背景、生活習慣、考え方の違いなど住んでみてからの地域との繋がりを考えずに観光できた沖縄の開放的なイメージだけを求めて来て、そのギャップに悩まれる方が多いのだそうです。
亜門さんは自身がすでに名前も知られているという部分は大きかったとは思いますが、分け隔てなくできるだけ地元の方々との繋がりを持ち、その中にとけ込むような配慮をされているようでした。
その中でも、毎年4月に自宅を中心に開かれていた「海楽~かいらく~」というイベントは、海上コンサート、陶芸教室、絵画展、アート展示、各種出店など、地域のカフェ、レストラン、住民達の協力があってこそ成り立つものですね。
この「海楽」の最近の情報を探してみたのですが見当たらなかったので、もしかしたら今は開催されていないのかもしれませんが、もし今でも開催されているなら訪れてみたいものです。
また、休養から復帰されて東京を拠点に海外でも仕事をされることが多い生活スタイルは、地域の方々と程よい距離感なのだとも思います。
宮本亜門さんと東京オリンピック
次回のオリンピックは東京で開催されますが、その開会式の演出を誰がするのかはまだ決まっていません。
その候補と噂される方々の中に宮本亜門さんの名前もあがっています。
きっと幅広く異文化の芸術にも興味を持たれている宮本亜門さんは、沖縄独特の文化についても様々な要素を取り入れご自分の作品にも活かされていることでしょう。
もし、東京オリンピックの開会式の演出をされる事になったら、沖縄の海、文化といったものも亜門流に表現されるのかもしれませんね。
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